【入試の裏話】本番は8割しか解けない!?今からできる改善法

【入試の裏話】本番は8割しか解けない!?今からできる改善法

こんにちは!
大寒波が福井を襲い、町中が凍り付く中で、一足先に桜がダーウィンで咲きました。
そう!1月24日は推薦入試の合格発表でした。ダーウィンからは、23人の合格者がでました。今回の推薦入試は例年に比べて倍率が非常に高い中で、よくぞ合格をつかみ取ってくれました。本当におめでとうございます!

普通にできることのレベルを上げる

さて、残るは一般入試のみなさんです!推薦組の後に続きましょう。今からの追い込みが非常に大切ですからね!勉強あるのみです!
ところでみなさんは、今どのように勉強していますか?時間を意識して問題演習をしていますか?(中3生だけではなく、中1・2生の人も時間意識してますか?)
時間を意識して問題を解かないと大変なことになります!

本番で100%の力を出せる人はごくわずか・・・

よく「本番で100%の力をだせるように!」など言われていますが、私の経験上それは非常に難しいことです。ほとんどの人が思うように力が出せないのが現実です。
例えば皆さんはこういう経験はないですか?
確認テストの過去問は、時間が余るくらい余裕をもって解けたのに、実際学校の確認テストを受けてみると時間が足りなかったり、時間がぎりぎりになったりする。
この現象は、本当によく見られます。生徒たちは、「今回は前に比べると難しかった」と言います。しかし、毎年この現象は見られます。平均点を見てもそこまで差はありません。
なぜ、このようになるのか?
それは、本人が無意識に緊張しているためです。
無意識のうちに慎重に解くため、過去問を解くように気楽に問題と向き合えていないのです。
これがもっとも浮き彫りになるのが、受験本番の日です。
受験本番は本当に緊張します。緊張のあまり、普段のテストで450点取っている生徒でも高志高校や藤島高校に落ちることがあります。
本番は自分の実力の8割くらいしか出せないかもしれないと思っていたほうが良いです。

普通のレベルを上げる

では、いったいどうしたらよいのか?
それは、自分の普通のレベルを上げることです。自分のレベルを上げておくことが一番の対策です。つまり、実力を上げるということです。
では、実力を上げるにはどうしたらよいのか?
それは「普通にできることのレベルを上げる」ことです。
例えば、今まで模擬テストや過去問を解く時間を「60分」でやっていたとします。本番では「8割」しか解けないと定義するのであればそれを逆手にとって、日ごろからの回答時間を「2割」減らした【48分】で解くようにすれば、まさに本番さながらの状態で問題を解くことができます。これにより短い時間での理解力も高まり、仮に本番が8割のスピードになったとしても結果的に【60分】で問題が解けるようになります。
しかし、これは難易度が高いので、まずは普通に60分。そして慣れてきたら数分刻みで短くしていくことで【48分】に近づけていくことができます。
また、これは中学3年になってからの特訓では慣れるのに時間が少ないため、中1・2生の時点から始めておくことをおすすめします。

まとめ

本日のダーウィンの言葉
入試本番ではほとんどの方が緊張で「8割」ぐらいの力しか発揮できない
それならそれを逆手にとって、日ごろから2割の時間的負荷を与えた状態でで模擬テストや過去問に取り組む

本番では、思うように力は出せません。中学生にとって、これまでにないほど緊張すると思います。私自身も非常に緊張した記憶があります。100%力が出せたかと言われると怪しい所です。
中1・2生の皆さん!今からレベルを上げていきましょう!それが、受験本番できっと助けてくれます。
中3生のみなさん!時間がありません。今から普通にできることのレベルを上げるの難しいかもしれません。そんな3年生は、時間を常に意識して勉強しましょう。自分で厳しめの時間を設定して問題演習をしてください。
ダーウィンでも毎回厳しい時間設定をして問題演習をしています。
みんな随分解くのが速くなりました。きっと本番でも活きてくるでしょう。