【福井】どこへ行くかより、何をするかで己を語る【進学塾ダーウィン】
- 2019.03.15
- 教訓
3月12日火曜日、県内の多くの中学校で卒業式が行われました。
同日、県立入試の合否が発表され、笑顔が咲いた受験生もいれば、
涙を呑む結果となった受験生もいたことでしょう。
ダーウィンの中3生も皆よく頑張ってくれました。
(2019年度高校入試の結果はこちら)
この春、それぞれの受験生が目標に向かって新しい道を歩み始めるわけですが、
自分が希望した学校に合格した生徒にも、そうでない生徒にも伝えたいことがあります。
それは、「どこへ行くかではなく、そこで何をするかが大切である」ということです。
どこに行くかより何をするかの時代だから,
入試に一喜一憂することなく価値を生み出してれば,
どこの大学(学校)に行こうが別にいいと思うよ
これは、私が関心を寄せている研究者である落合陽一さんの言葉ですが、
彼の言葉から分かることは、本当の価値というものは人間の行動内容そのものにあるということです。
これは、志望校に合格した人への忠告でも、受験に失敗した人への慰めでもありません。
○○高校(大学)に入ったからもう安心だ!
○○高校(大学)に行くことになってしまったなんてもう終わりだ・・・
こういう考えをもって欲しくはないのです。
人生というロングスパンで考えると、人生において高校生活や大学生活が占める割合は4%~8%程度です。(人生を80年として計算)
その短い期間の中で、自分が何を行うべきなのかをよく考え、実行に移していくことが肝要です。
春は何かを始めるにはいい季節ではないでしょうか。
勉強やスポーツ、趣味にしても自分の素養を高めるツールとしては適しているでしょう。
この春、新たな門出を迎える方たちの今後の更なるご活躍を祈念しております。
2019年3月15日
進学塾ダーウィン武生校
教室長 中島 雄介