【福井】悔しいと言えること【進学塾ダーウィン】
- 2020.11.09
- 教訓
こんにちは。ダーウィン福大前校の教室長の関口です。
早いもので今年ももう11月になりましたね。今年も残すところ2か月足らずとなりました。中学受験生、高校受験生、大学受験生は、いよいよ受験も迫ってきて、様々な感情が入り混じる中だと思います。山が雪化粧をすることもあるなど、冬が近づいてきているのを感じるころですが、お体だけは大事にしてください。
さて、11/4.5と中学3年生は学力診断テストが実施されました。生徒からはいろいろと話を聞くことができました。「数学の連立方程式が難しかった」「数学の大問2は完ぺきだった」「国語は結構自信あり」「英語が難しかった」などなど。
その中で1つ印象的だった出来事があります。とある中3の男子生徒の話です。
その生徒はここ最近、授業のない日にも自習に来ることが多くなり、ダーウィンの講座なども積極的に参加してくれています。少しずつ本物の受験生になりつつあると感じていました。1日目終了後、他の生徒と違わず、1日目の手ごたえの話をしていたところ、本人なりにも自信を持っていた数学に関して、
「思ったようにできなかった。悔しかった」
ということを言っていました。そのときに私は感動を覚えました。もちろん、本人の思うようにとらせてあげることができなかった歯がゆさはあります。しかしそれ以上に、今までは悪い点数をとってもどこか他人事のように見えることもあったその生徒から、「悔しい」という言葉がでてきたことに感動しました。「悔しい」と言えたのは、その生徒が本気でこの学力診断テストに向き合い、一生懸命に努力したからだと思います。
本気で勉強すればするほどいろいろな経験が積めると、私は考えています。この「悔しい」という経験も、今後の彼にとってはきっと大きな財産になるはずです。受験勉強というものは決して楽なものではありません。時には今回のように思うようにいかず、つらい経験をすることもあるかもしれません。しかしその1つ1つのすべての経験が、自分の入試という壮大な物語を形づくる大切なものなのだと思います。
受験生のみなさん。これからもいろいろ経験すると思います。いいことも、悪いことも。すべてが「あなたの受験物語」です。
この物語が完結した時に、あなたにとって一生に残る物語になっていることを望んでいます!!!
2020年11月9日
ダーウィン個別指導学院
福大前校教室長 関口 雅仁