【福井】強烈な思い出になるように【進学塾ダーウィン】
つい先日、昔の教え子と会う機会がありました。
その子は、私が大学時代にアルバイトで個別指導をしていた時に担当していた女の子でした。
いきなり報告がありますと連絡がきて、昼食に誘われました。10年ぶりくらいの連絡で、一体何だろうと思いつつ食事に行きました。
久々に会って開口一番に「先生、私結婚しました。」と言われました。
いきなりすぎて驚きが隠せません。私が担当していた頃のその子は、まだ中学3年生。
いやぁ、私のなかでは、まだ中3だった頃のイメージが残っているため、本当に驚きましたね。
併せて、年月の経つスピードにもなんだか思うところがありました(笑)
さて、その子と話をしていると、当たり前ですが塾に通っていた頃の話になりました。
彼女が言うには、中3の夏が強烈に印象に残ってるみたいです。当時私は、毎日のようにアルバイトで個別指導をしていました。その女の子も毎日のように塾に勉強しに来ていました。
夏期講習のときなんか、ほぼ毎日その子を指導していました。
当時その女の子は私のことが嫌だったそうです。
なぜなら、わからない問題を完全に理解して、類題が解けるようになるまで、開放してくれなかったかららしいです(笑)
確かに私は、担当した生徒が解らない所にぶつかった時に、完全に理解し、自分のものにするまで逃がしませんでした。
私も今でも覚えていますが、その生徒を4時間くらいぶっ続けで指導していた時もありました(やりすぎかなww)。
それが強烈に印象に残っていたみたいです。
「とっても嫌でつらかったけど、今となってはすごくいい思い出だし、あの時の頑張りが自信になった。」とその子は言ってくれました。
私はその子と食事に行き、改めて初心に帰りました。
私は大切な子供たちの時間を一緒に共有しており、子供たちの記憶に残る存在なんだと。
中途半端な気持ちでやったら絶対だめだと。
もちろん中途半端な気持ちで生徒たちと向き合ったことはありませんが、これからもより一層全力で生徒と向き合い、彼らの中に良い意味で強烈な記憶として残れるように頑張ります。
そして、みんなが大人になって昔を振り返った時に、あの時自分は頑張ったと言えるような今を一緒に築いていきたいです。
2022年6月28日
進学塾ダーウィン本部校
教室長 山根 亮