焦らず、くさらず、コツコツと
- 2018.09.28
- 教訓
福井市内の中学校では前期期末テストが終わり、結果も返ってきていますね。
望んだ結果が得られた生徒、今ひとつだった生徒、結果をしっかり受け止めて、次に向けてのバネにしてもらいたいと思います。
悔しさは強力なバネになる!
というのも、このタイミングでよく聞くのが、
「あんなに一生懸命がんばったのに、ダメだった」「今回も前と同じくらい・・・」
というような言葉。
確かに、努力したのに、思うような結果が得られなければ、がっかりですよね。
ですが、実はここがターニングポイント。
悔しい気持ちがある今こそ、次に向けて進むチャンスです。
人はどうしても嫌なことはすぐ忘れたいですし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」のことわざ通り、テスト前の勉強熱もどんどん下がってしまい勝ちです。
小さなことからコツコツと
そうならないように工夫した卒塾生の例ですが、その子Yさんは英語が苦手で、点数も伸び悩んでいました。
勉強習慣はというと、テスト前の詰込み型。
同じことをしていてはいけないと、毎日コツコツとすることを決めたのですが、怠け心がむくむくと・・・
そこでYさんがとった行動は、「臥薪嘗胆」よろしく、自分の目に入るところに英語のテストの結果をドンと貼りだし、楽な方に流れそうになる自分の心を戒めたのでした。
このことを保護者から聞いたとき、本当に感心し、すばらしいことだと思いました。
地道に努力を続けた結果、Yさんの結果は良い方向に向かい、見事、志望校に合格することができました。
Yさんがとった行動のように、成績を向上させるためには、良い成績をとりたいという心に火をともし続けることが大切です。
そして、テストの結果が返ってきた今が一番のチャンスです。
中3生は11月の学力診断テストに向けて、中1、中2生は確認テストに向けて、焦らず、くさらず、コツコツと積み重ねていってください。
平成30年9月28日
ダーウィン個別指導学院 木田校
教室長 松田 聡夫