リスニングどう対策すればいい?

リスニングどう対策すればいい?

皆さん、先日発行したダーウィン新聞をご覧になっていただけましたでしょうか。

 

先月の中3生の「学力診断テスト」そして、「大学入試共通テスト」の試行調査についての話題を中心に発行させていただきました。

 

 

 

英語のリスニングの難化

 

 

記事にも書いてあるように、今回の2つの試験ともに共通して言えることは、英語のリスニングの変化ですね。

 

これまでの2回音声が流れるのが普通であったものから、1回の音声の問題が登場してきました。

 

当然、これにより問題は難化したと言えます。

 

というのも、2回なら1回目で解答の検討をつけて、2回目でもう一度解答の検証をすることができます。

 

ただ、1回の場合そのやり方はできません。

 

1回で流れるままに必要な情報を受け取っていく必要があるからです。

 

さらに、さまざまな文章と照らし合わせてのリスニングになってきますので、

 

いわゆる情報処理力が求められる試験にますますなってきますね。

 

 

 

リスニングに必要な力

 

 

リスニングの勉強法はいろいろ考えられますが、一点ここであげれば音読が基本でしょう。

 

リスニングができるには2つの力が必要です。

 

一つ目は英語の「音を聞き取る力」、二つ目は聞き取った英語の「音を理解する力」です。

 

音読は特に2つ目の力を育てるのに効果的です。

 

ふつうのリスニングのスピードで音読しても理解できない状態だとしたら、

 

いくらリスニングの練習をしても効率が悪いといえるでしょう。

 

 

 

具体的なリスニングの練習法

 

 

具体的には、一度聞いたリスニングの文は、スクリプトを使って最低5回は音読練習をしてみましょう。(必要ならば10回以上でも)。

 

そのあと、音声と併せてオーバーラッピングの要領で同じように読めるか、

 

そして内容理解ができているかを確認してください。

 

それができればその問題はOKです。

 

 

 

とにかく、たくさんの英文を1回だけ聞くよりも、同じ英文を何回も読む、聞く方がリスニング力は上がります。

 

「聞き覚え」ができるぐらい「音を脳に染み込ませる」感覚で、読みまくる、聞きまくることを意識してみましょう。

 

 

2018年12月7日

ダーウィン個別指導学院 福大前校

教室長 和田 一輝