【福井】自分がこだわるその方法は正しい!?【進学塾ダーウィン】
- 2019.02.19
- 教訓
こんにちは。丸岡校担当の石黒です。
更新が遅くなりました。楽しみにしていた方は申し訳なく思います。
今回は、丸岡校に通ってくれている中学1年生女の子のHさんの話をしたいと思います。
Hさんはちょうど1年前に丸岡の教室に来てくれました。
その子には高2の姉がいて、その姉からは
「妹は、家に帰ってからはテレビにばかり見て全く勉強はしていない!」
と言っていたので、私はどんな子なんだろう、面倒くさいことが嫌いなのかなどと勝手に想像していました。
そして2018年の4月から授業が始まりました。
最初の時は、私は決して理解が早いとは思いませんでした。
ミスもいっぱいしますし、英語に関して、語順が変な時もありました。
でもHさんには良い点が3つありました。それは、
① 学んだ知識を正しく理解すること。
② 学んだ知識をその通り使ってみようとすること。
③ 言われたことは、きちんとやること。
でした。
①に関しては、個人差などがあるかもしれません。
しかし、②と③に関しては自分の気持ちが大切だと思います。
英語でも数学でも「自分はこうだと思うから、こっちの方法でします。」であれば、すでにうまくいっていますし、
きっと勉強で悩んだり成績が現状で甘んじていることもないと思います。
前に、高校生担当の安川先生も数学に関して
「教えた方法をやらずに、私はこっちの方法がわかるから、もしくはこっちの方がわかりやすいからと言って、その方法をやらない子は決して数学は伸びない。」
と言っていました。私もその考えに賛成です。
大人の世界でもある話で、例えはよくないかもしれないですが、
税金を納める際に納めたくないと思い、法律の網を掻い潜って脱税をしようと考えたとします。
しかし、その方法は自分よりももっと賢い人がもっと昔に考え、それに対して法律が施行されています。
つまり、ほとんどの方法は自分が考えるもっと昔に、その方法を考えた人がいるということです。
だから、早い段階から自分のやり方だけに固執せず、教えてもらったことをその通りにすることが大切です。
そして高いレベルになった時に、すべての方法を考慮して自分の方法を試してほしいと思います。
現在Hさんは、成績は最初のころから比べ順位が4分の1になりました。課題も必ずやってきます。
誰にでも簡単にできそうでなかなかできないその姿が、Hさんの成績を支えています。
2019年2月19日
ダーウィン個別指導学院 丸岡校
教室長 石黒 泰之