【福井】あの夏の記憶と現実【進学塾ダーウィン】
- 2020.07.10
- 教訓
進学塾ダーウィン四ツ居校は、大東中・成和中校区にあります。
そう遠くない距離にある「成和公園」(福井市和田東)。
先日、5歳の息子と一緒に「成和公園」に行ってきました。
「成和公園」は、何度も通っていたけれど、車窓から眺めるだけでした。
丘の上にあるとても高くて、ループ型の滑り台があり、息子が喜ぶだろうなぁと思いつつ、行けていなかった場所でした。
予想通り、息子は大喜びで、何回も滑ってました。
「パパも一緒に滑って!」とせがまれ、足幅の狭い階段を昇るのに苦労しつつも、最上部まで上がると、かなり高所。
子供にとっては、滑る楽しみの方が恐怖より勝るよう。
いい眺めであった。しばし見渡すと、隣には「成和グラウンド」が見える。
息子を前に、体重80kgの私が後ろで、滑ってみた。
予想以上のスピードとループに驚く。そして、お尻に伝わる強い摩擦・・・。
息子一人より、もちろんスピードが出たことにより、息子は異常なハイテンション。
「パパ、もう一回!」と。
2回目は、1回目よりスピードに乗って、滑った。
あまりにもスピードを出しすぎて、バランスを崩し、滑り台の最後で尻もちをついてしまった。
嫌な予感がした。土を払おうと、お尻に触れる。
お気に入りのチノパンが真横に裂け、大きな穴が開いていた。
息子はそれを見て大爆笑!「パパのズボン、穴開いてる!」
その後、私はベンチに座り、お尻がスース―するなか、一人楽しむ息子を見ていた・・・・。
公園で遊んだ後、家に直行したのは言うまでもない。
滑り台の高所から見た「成和グラウンド」。ここは私の青春の1ぺージでもある。
約30年前、中3だった私は野球部所属。
レギュラーではなかったけれどベンチメンバーだった。
最後の夏の大会。
1回戦を勝ち上がり、2回戦は成和中。延長戦の上、2対1で惜敗。
仲間とともに健闘を称え合い、涙した。
10代で流した唯一の涙であった。
先日、滑り台から見た「成和グラウンド」には野球少年はいなかった。
でも私の記憶の中では鮮明に覚えている。
今、ダーウィン四ツ居校で、成和中の生徒に指導しているのも何か運命めいたものを感じます。
新型コロナウイルスの影響で、部活動の大会が中止になりました。
特に中3生にとっては、残念だったことでしょう。
でも、高校入試に向けて、早めに準備できると前向きに受け止めてほしい。
ダーウィンでは、あなたのために、有意義でスペシャルな「夏」期講習を準備しています!
2020年7月8日
進学塾ダーウィン四ツ居校
教室長 吉田 俊寿