【福井】本当の国語力とは?【進学塾ダーウィン】
- 2019.11.29
- 教訓
こんにちは!今日は国語力についてお話しさせて頂きます!
最近生徒にこんなことを言われました。
「先生って、なんでそんなにトーク力あるの?先生と話してると、いつも最後上手く丸め込まれてしまう」
ちょっぴり嬉しくなりました。
でも、決して私はトーク力がある方ではないと思います。
答えは単純です。私が子どもたちより言葉を多く知っているだけ。
言葉の引き出しが多く、その使い方が生きてきた経験の分だけ子どもより勝っているだけのこと。
むしろ、もっとトーク力をつけなきゃと思っているくらいです(笑)
先日こんなやりとりもありました。
Nさん「わたし、四面楚歌って言葉が好きなんや!」
私 「なんでまたそんな言葉を・・笑」
Nさん「なんか響きがいい」
私 「意味知ってるの?」
Nさん「知らん笑 どーいう意味ですか?」
私 「周りが敵だらけで孤立してるってことやで」
Nさん「爆笑」
知らない言葉を堂々と使うあたり、肝が据わっていると思いますが、これは少し恥ずかしいことでもありますね。
言葉をたくさん知れば知る程に、自分の表現力は上がります。そして不用意な言葉は使わなくなります。
また、言葉を知ると人に物事を伝えるのに役立ちます。
さらには、人の言っていることがよく理解できるようにもなるのです。
私は、それが本当の国語力だと思います。
言葉の知識を増やすには、たくさんいろんな文章に触れる必要があります。
テレビで見かける話し上手な芸能人たちも、人の見ていない所でたくさんの文章に触れて、言葉を身に付けているのです。
国語ってどうやって勉強したらいいかわからないとよく言われます。
国語にはこれといった勉強法は存在しません。
とにかく、文章に触れること。
雑誌でも本でも教科書でもなんでもいいです。
覚えた言葉の数だけ国語力は身に付きます。
そして、この国語力を身に付けることが将来において一番役に立つものだと思います。
2019年11月29日
進学塾ダーウィン 本部校
教室長 山根 亮