【福井】喉元過ぎても熱さを忘れないように【進学塾ダーウィン】
- 2020.10.08
- 勉強法
今年はコロナの影響で、各学校のテストの日程にばらつきがありますが、主な中学校では、前期期末試験が終わり、結果が帰ってきているようです。そしてこのタイミングでよく聞くのが、「あんなに一生懸命がんばったのに、ダメだった」「今回も前と同じくらい・・・」というような言葉。確かに、努力したのに、思うような結果が得られなければ、がっかりですよね。
ですが、実はここがターニングポイント。悔しい気持ちがある今こそ、次に向けて進むチャンスです。人はどうしても嫌なことはすぐ忘れたいですし、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」の諺通り、テスト前の勉強熱もどんどん下がってしまいがちです。
そうならないように工夫した卒塾生の例ですが、その子Yさんは英語が苦手で、点数も伸び悩んでいました。勉強習慣はというと、テスト前の詰込み型。同じことをしていてはいけないと、毎日コツコツとすることを決めたのですが、怠け心がむくむくと・・・
そこでYさんがとった行動は「臥薪嘗胆」。自分の目に入るところに英語のテストの結果をドンと貼りだし、易きに流れそうになる自分の心を戒めたのでした。
このことを保護者から聞いたとき、本当に感心し、すばらしいことだと思いました。
地道に努力を続けた結果、Yさんの結果は良い方向に向かい、見事、志望校に合格することができました。
Yさんがとった行動のように、成績を向上させるためには、良い成績をとりたいという心に火をともし続けることが大切です。そして、テストの結果が返ってきた今が一番のチャンスです。約一か月後の11月4日、5日には、中3生は学力診断テスト、中1、中2生は確認テストがあります。
それに向けて、目標順位を貼り出す。今回の結果を目に見えるところに貼るなど、工夫してみてはいかがでしょうか?
2020年10月8日
進学塾ダーウィン
木田校教室長 松田聡夫