【福井】「思考力」を身につけた大人になってほしい!【進学塾ダーウィン】
- 2019.06.07
- 教訓
つい先日、福井市内ほとんどの中学校で修学旅行、そして中間テストがあったと思います。
楽しいことと嫌いなことが立て続けに押し寄せてきた5月下旬から6月上旬だったことでしょう。
先日、私も生徒と修学旅行について話すことがありました。
驚いたことに今の中学生は修学旅行で切符を買わないそうです。
さらにはスマホが各グループに1台支給されるとのこと・・・。
私が中学生だった頃は、修学旅行くらいでしか切符を買って電車に乗るということをしませんでした。
むしろそこで切符の買い方から電車の乗り方までを学んだくらいです(笑)
でも今の中学生は、カードを配布され、そこに現金をチャージして改札をくぐり、電車に乗るのです。
スマホも先生と連絡をとったり、いろんなことを調べたりすることに使用し、班行動をするそうです。
会話をしていた生徒は「カード使って電車乗るのはじめてやったけど、意外と簡単やった!でもお金をつかっていない感覚があったから少し怖かった」と言っていました。
皆さんご存知の通り、今はキャッシュレスの時代です。見えない所でお金が動く時代です。
キャッシュレスが進んでいる諸外国では、もはや当たり前のことなのかもしれませんが、
現金使用が根付いている日本では、高級なものを買うこと以外でカードを使ってお金を支払う行為はまだまだ珍しいことでしょう。
福井のような地方に住んでいる中学生にとってはなおさらです。
生徒との会話を通して私は、今の子供たちには「思考力」が必要だと感じました。
子供たちが大人になって社会に出たとき、今以上にキャッシュレス化は進みますし、それ以上に社会自体が大きく変化していることでしょう。
そんな社会で生きていくためには、今の大人たち以上に「思考力」を身につけないといけません。
「先のことを考える力」
「自分の行動がどういう結果になるかを考える力」
「あらゆる場面でどう対応するかを考える力」・・・。
こういった「思考力」が今まで以上に求められます。
では、どうやってこの「思考力」を磨いていけばいいのか?
その原点は、小中学校での学習だと私は考えます。
小中学生時代に、どれだけ真剣に考えて学習計画を立てたか。
そしてその結果を顧みて再度計画を立てたか。
そういったプロセスを繰り返すことが重要です。
学習計画を立てる段階から学習内容に至るまで、勉強の中には「思考力」を身につける手段がたくさん含まれています。
私は塾人として、ただ勉強を教えるのではなく、「なぜ勉強しなきゃいけないのか」「勉強を通して何を身につけるべきか」を勉強というツールを通して教えていきたいと考えています。
子供たちが将来自分の力でしっかり考えて強く生きていくために少しでも役に立ちたいです。
「将来数学なんて使わんし」「私日本人やから英語使わん」と言っている生徒がいましたら、是非ともダーウィン本部校にお預けください!
2019年6月7日
進学塾ダーウィン本部校
教室長 山根 亮