【福井】もうすぐ新年度 ~新中1生の保護者の方へ~【進学塾ダーウィン】
- 2021.03.08
- 教訓
みなさんは、中学校に入学して間もないころのことを覚えているでしょうか?
恥ずかしながら私の頭の中は、「中学校は小学校の延長程度」にしか思っていませんでした。
小学校では勉強しなくても、どの教科もある程度いい点数が取れていました。
こんな調子で、中学校の最初のテストもたいして勉強しなかったところ、最初の洗礼をうけました。
今まで取ったことのないようなテストの点数が目の前に並んでいるのです。
何が起きているのか理解できず、茫然としたことを覚えています。
「次はがんばろう」とその時は決意したのですが、その熱がだんだんと冷めていき、2回目のテストも同じような結果が。
「次こそは」と思いつつもまた冷めていき、気が付けばその点数、順位が当たり前になってしまいました。
ここで思うことが、「勉強するきっかけがつかめないと、中学校の最初の成績が、自分の中学の成績になってしまう」のではないかということです。
また、中学生は大人になる過程での繊細な時期でもあります。
周りや親への反発心から、我が子の口から信じられないような言葉を聞くことがあるかもしれません。
「うぜぇ」「だりー」「きもい」「うっせー」など・・・さらに、子供たちを取り巻く環境も日々変化しています。
まず、私たちのころにはスマホはありませんでした。情報の伝わるスピードもゆっくりしたものでした。
今は圧倒的に情報過多の時代で、子供たちの心の発達のスピードがスマホなどのツールの発達についていけません。
しかしながら今も昔も、教育の基本は自信をつけさせてあげることだと思っています。
新年度がいよいよスタートしますが、コロナウイルスの影響はまだまだ大きく、例年と違った形になる可能性が大いにあります。
大切な子供たちが小学校卒業を控え、勉強のことや成績のこと、生活環境など、おおいに不安で心配なことが多くあるかと思います。
ここまで書いてきた以外のことでも気になることがある保護者の方、いろいろなお話を聞かさせてください。
誠実にお答えさせていただきます。
2021年3月8日
進学塾ダーウィン
木田校教室長 松田聡夫